【1718回】ミニテーブル筐体にクレジットボタンを追加してみた

ミニテーブルを開腹。天板を外し、液晶モニタを外します。みなさんこんばんわ。シブイねェ・・・まったくおたくシブイぜ。わ〜さんです。

てなわけで、今日はアタクシの部屋でソファーテーブル代わりに活躍している「ミニテーブル筐体」を改造してみました。

この筐体、とても良く出来ているんですが、いくつか不満もありました。そのひとつが「クレジットボタンがない」コトでした。

 

「クレジットボタン」とは、要するに「100円玉1個入れたことになるボタン」です。

ホントはコインシューターを付けたかったんですが、この筐体はコンパクト設計なのでそのスペースが無い訳です。だからクレジットボタンが欲しかったのです。

 

では今まではどうなっていたのかというと、「スタートボタン」がクレジットボタンを兼任していたのです。なのでゲームをスタートさせると、同時にもう1クレジット入っちゃうわけです。

アタクシ的にはこの挙動が非常に不満でして・・・今回、クレジットボタンを追加する改造を行うことにしたのです。

 

 

STEP1:JAMMAコネクタにケーブルをハンダ付けする

1枚目の写真のように筐体を開腹したら、基板からコネクタを外します。JAMMA配線図によると部品面の16番目が「COIN1」つまり100円玉1個投入された時のスイッチです。ここにハンズマンで買ってきたリード線をハンダ付けしたいのだが・・・

ムムッ!?

この切断されてる緑の線がCOIN1だ。

なんとこの筐体、コインシューターが無いせいか、短く切断されたリード線がくっついたままだ!(写真の赤丸内の切断されてる緑の線)

仕方ないので、これをなんとか剥いて芯線を出し、買ってきたリード線を継ぎ足すようにハンダ付けしました。(ビニテで絶縁するのも忘れずに〜)

GNDは、以前「連射しにくい光るボタン」から「連射しやすいセイミツ製の一般的なボタン」に交換したときに使われなくなった電球用配線のGNDが空いているので、それを利用することにした。

 

STEP2:ボタンの反応をチェック

小型の押しボタンを仮どめして、テストモードを起動してボタンの入力反応チェック。うむうむ、状態は良好のようです。

仮どめしてボタンの反応をチェック

写真では2P側のCOINが反応しているが、これは私が付け間違えた時のもの。ゴメン。実際は1P側が反応しています。

クレジットボタンは2P側でもクレジットは入れられるが、ドンキーコングやスペースインベーダーなど、古めのゲームの場合、2P側COINに未対応のものがあったので、やっぱり1P側につけるのがいいでしょう。

 

STEP3:コンパネに穴を開け、ボタンをはめる

ボタンをはめ込む穴を開けます。穴の位置は自由ですが、アタクシの場合、配線の取り回しと、見た目のバランスと、ゲーム操作の邪魔にならない場所を考えて、スタートボタンの下につけることにしました。
ボタンの大きさに合った径のドリルで思い切って穴を開けちゃいましょう!アタクシの場合、かなり小型のボタンで、1.5cm径のドリルを使用しました。この筐体のコンパネは木製なので木工用のドリルを使いました。

ハンズマンで買ってきた木工用ドリルで穴を開ける!ドリルは男のロマン!

穴が開いたらクズを掃除して、穴にリード線を通して、ボタンに接続してからボタンをはめ込みます。ボタンをはめたら、余ったGNDをつなぎます。

(アタクシの場合なぜかボタンがギリギリ入らなかったので、棒ヤスリで穴を少しだけ広げました。)

 

STEP4:フリープレイの設定を外す

基板の設定モードで、FREE PLAY の項目を「NO」に切り替えましょう。ここがYESのままだと、せっかくクレジットボタンを付けたのに、今までどおり、スタートボタンでもクレジットが入っちゃうぞ。

 

そして完成

できたー!どうです、最初からそこにあったかのようなボタンの佇まい。ビュリホな仕上がりになりました!(内部はかなり雑なんですがw)

完成ー!どうでしょう。まるで最初からそこにあったかのようなボタンのたたずまい。

これでクレジットで100円入れた気分になりつつ、スタートボタンでゲームをスタートできます。ああ、懐かしきこの感覚。

 

p.s. 内部は(特に木板部分の仕上げが荒くて)危険なので注意

アタクシは絆創膏3枚貼ることになりました(苦笑)内部は結構仕上げが荒くて、板の端とか引っ掛けると痛いぞ!
 

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