【第1594回】想像してごらん

見ながら描いたけど、意外に難しい。みなさんこんばんわ。ロックンロールからはみ出している、わ〜さんです。

 

今日、帰るとゆ〜さんが泣いていた。

 

嫁に事情を聞くと、今日近所の友だちがあそびに来たけど、ゆ〜さんがワガママ言ったり、おもちゃ貸してあげなかったりしてたので、嫁に怒られて泣いていたらしい。

 

一応友達には謝ったそうだが、泣き止まない。

いつまでたっても「なみだがとまらない〜」って言いながら泣いてばかり。

なんとか本人から事情を聴取すると、どうやらゆ〜さん自身、なぜ怒られたのか理解出来ていない様子。

 

嫁から聞いた、ゆ〜さんの今日の罪は3つ。

【1】自分の作っていたブロックの家が、パーツが足りなかったから友達のブロックを横から勝手に取った。

【2】お店屋さんごっこで、お客役がイヤで、お店役を譲らなかった。

【3】みんなで食べるはずのお菓子の大部分を独り占めした。

 

どうすれば理解させることができるか、ちょっと考えたが、やっぱこれしか無いだろうという結論に至った。それは・・・

 

「想像させる」

 

 

 

まず、ゆ〜さんに想像するように促す。今日やった事を思い出させ、その立場を逆で考えさせる。

例えば、

「パパとゆ〜さんがブロックでおうちを作っていました。パパはブロックが足りなかったから、ゆ〜さんのブロックを勝手にとりました。そのときゆ〜さんはどう思う??」

「・・・いやなきもち。」

「そうだね、いやだね。ゆ〜さんは今日、今のパパと同じことを友達にしたんだよ。友達はどう思ってるかな?」

「・・・うえーん!!」

(友達が嫌な気持ちになったことを、今、理解したようで泣き出した。)

「自分がされて嫌だと思うことを、友達にしちゃいけないよね。わかった?」

「わかった〜〜〜〜(泣)」

 

・・・こんな感じで、上記3つの罪に関して一つ一つ想像させ、時には実演して理解させていき、最終的に3つの約束をさせてお説教は終了した。

 

【1】人から物を借りる時は「かしてね」と言って、相手が「いいよ」と言ったら受け取る。

【2】○○ごっこのときは、役をかわりばんこでみんなやるようにする。

【3】大皿のお菓子はみんなで同じ数だけ分ける。

 

寝る前にも復唱させた。

 

・・・明日になったら忘れてたりして。

 

でも、何度繰り返しても、「想像させる」ことをできるようにしてあげたい。

「優しさ」は「相手をの気持ち」を「想像する」、すなわち「思いやり」から来るものだからだ。

 

近代の少年犯罪や他人に迷惑や危害を加える子供の最大の罪は「想像力の欠如」にあると思う。

 

 

せめてウチの子は「想像できる」人間に成長して欲しいから、何度でも言って聞かせてやりたい。

 

 

コメント

  1. ふりゃいと より:

    おお、素晴らしいな。
    いくつになっても、「相手の気持ちになって」って大切だと思いました。
    職場でも、恋愛でも、隣の人でも、なんでも同じだなぁ。

    いい日記をありがとう!

  2. わ〜さん わ〜さん より:

    ふりゃいとさん江>
    まさか褒められるとは。このブログ、たまにいい事書くので侮れませんね。自分で言うか(笑)

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